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福島市民のくらし展(問題探求セミナーⅡ・中里クラス)
2025年09月24日 [カテゴリー:紹介]
行政政策学類 問題探究セミナーII(中里クラス)では、現代の社会問題を法的な視点を通して学びを深めています。
福島市民のくらし展実行委員会・福島市主催の「令和7年 福島市民のくらし展」(令和7年8月30日開催)において、ゼミナール活動でまとめた「多様性社会に対する近年の法の対応状況や社会の実情に関するポスター発表」を行いました。
日時:令和7年8月30日(土)10:00~15:00 会場:アクティブシニアセンター・アオウゼ(MAX ふくしま4階)
今年度、中里クラスではゼミナール活動を通して、裁判例の読み方や、そこに内在する社会問題などを丁寧に読み解き、学んだ内容を他者に分かりやすく伝えるためのまとめ方を学んでいます。中でも、国内で数多く提起されている同性婚訴訟について、現在の法的状況やその問題をメディアがどのように伝えてきたのかなどに関心を寄せ、調査してきました。
この度、「令和7年 福島市民のくらし展」(福島市民のくらし展実行委員会・福島市主催)は、令和7年8月30日にアクティブシニアセンター・アオウゼ(MAX ふくしま4階)にて、福島市民を対象に行われました。そこでは、SDGs(持続可能な開発目標)をメインテーマに、"ふるさとみんなで未来のくらしをつくろう"をサブテーマに設定し、参加団体が未来につづく活動を紹介しました。そして、わたしたち中里クラスは、福島市パートナーシップ・ファミリーシップ制度と近年下された同性婚に関する裁判例を紹介しました。
発表に向けて、授業では、SDGs の掲げる「誰一人取り残されない」という理念と「性的少数者を含めて、皆が生きやすい社会をつくる」という点には強い関連性があることを確認し、福島市がパートナーシップ条例などの取り組みを行っていることにまで意識を向けて学修成果をまとめてきました。まだ、学習途上の学生達の発表なので粗さも残っていますが、現代の社会問題を学生がどのような視点で学び、その学びをどのように生かそうとしているのかをご確認いただける貴重な機会になりました。