塩谷教養演習が只見町で調査合宿を行いました

2011年02月23日 [カテゴリー:ゼミ]

塩谷教養演習では、今年度、「過疎・中山間地域」をテーマに学習を進めてきました。その総まとめとして、2月21日~22日、只見町で調査合宿を行い、学生17名が参加しました。
  • 只見町は県屈指の豪雪地帯で、2月になっても、まだ2メートル以上の積雪が残っていて、町はすっぽりと雪に覆われていました。
  • 1日目は、只見町役場で、企画調整課企画班の職員の方から町や過疎対策の取組みの概要説明を受けたあと、遊休農地、新規就農、高齢者福祉、伝統芸能、生活交通の5班に分かれて、町の担当者の方からお話を伺いました。
  • 夜は明和地区布沢集落の「森林の分校ふざわ」に宿泊しました。ここは廃校になった小学校を改築して、都市住民との交流施設として使われているところです。夕食後には、集落の方々との懇談会を開催しました。湯田区長さんをはじめ、集落の方十数名に集まっていただき、布沢集落の課題や地域づくりを熱く語っていただきました。
  • 2日目も晴天に恵まれ、午前中は雪かきボランティアをすることにしました。若宮八幡宮と浮島堂の二手に分かれて、屋根に積もった雪を落としました。固く締まって氷のようになった雪と格闘すること2時間、慣れない作業でしたが、無事作業を終えました。
  • ゼミ生にとっては初めてのヒアリング調査でしたが、机の上で学ぶだけではなく実際に現地に行って自分で見聞きすることの重要性がよくわかったようです。また、地域づくりに取り組む住民の方がたの熱い思いや暖かなもてなしに接することができたのが何よりの収穫でした。貴重な学びの場を提供していただいた、只見町の職員の皆さん、布沢集落の皆さん、本当にありがとうございました。

①只見町企画調整課企画班の職員の方から町の概要をききました

②只見町役場で班別ヒアリングを行いました

③布沢集落の方々と夜遅くまで懇談

④お堂はすっぽりと雪に埋まっています

⑤さあ、雪かたし作業開始です

⑥雪かたしが終わって記念撮影

⑦布沢集落の皆さん、ありがとうございました

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