佐々木教養ゼミが喜多方市で農園と豆腐屋の調査を行いました

2010年10月29日 [カテゴリー:ゼミ]

  • 佐々木教養ゼミ(1年生ゼミ)は、「食の問題から見える日本社会とこれからの地域」というテーマで、価格の安さだけを追い求め、しっかりとしたものを真面目に作る生産者を正当に評価しない社会の問題点などを考えています。
  • その取組みの一環として、喜多方市山都町「ひぐらし農園」(浅見彰宏さん)と、喜多方市高郷町「豆腐屋おはら」(小原直樹さん)で聞き取り調査を行いました。
  • ひぐらし農園では、鶏小屋(平飼い)、棚田、江戸時代に造られた水路「本木上堰」を見せていただき、説明を受けました。
  • また、有機農業を行っていくためには、「他との関係」や「循環」が大切であるということや、条件が不利な地域では農業を行うための環境や条件を守るための「共同作業」が特に重要であり、地域コミュニティの維持につながるような様々な取り組みが必要であることなどをお話し頂きました。
  • 豆腐屋おはらでは、実際の設備などを見せて頂きながら、手間のかかる昔ながらの豆腐づくりの工程について説明を受けました。
  • また、できるだけ地元産の無農薬大豆を使用し、添加物を使わない昔ながらの製法(生搾り)で安全で安心な豆腐づくりを行うことの大変さや、サラリーマン生活をやめて豆腐屋を開業した小原さんご自身の人生について、現在の社会の仕組みに対して考えておられることなど、かなり幅広いお話を伺いました。

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