大黒ゼミが福島大学生の日常生活を台湾の友人たちに伝える『福島の学生から台湾の友人たちへ―私たちの福島生活31のストーリー』を発刊しました。

2022年04月15日 [カテゴリー:ゼミ]

 行政政策学類・大黒太郎ゼミ(政治過程論)が、福島大学生の日常生活を台湾の友人たちに伝える『福島の学生から台湾の友人たちへ私たちの福島生活31のストーリー』を発刊しました。

 大黒ゼミと台湾の学生との交流は2019年3月に開始され、大黒ゼミによる初めての台北訪問以降、コロナウイルスの蔓延で直接訪問が難しくなるまでの間に、台湾側から3グループが福島を、福島側から2グループが台湾を訪問し、関係を深めてきました。

 本書は、日々の暮らしの中に時々顔を出す東日本大震災の被災地としての福島の顔、学生たちのゼミ活動での復興への取り組み、そして福島の農と食、地域活動、そして国際交流まで、福島に生きる学生たちの日常を伝えるものです。日本語と中文(台湾繁体字)で綴られた200ページを超える新書版冊子で(中文タイトルは、『傳達給臺灣的朋友們 福島學生的日常生活』)、今後両国で配布します。

 お互いがより深く相手を理解し、また共感をもつことは、友人関係の基礎です。福島とそこで生活する私たちの日常を知ってもらい、そして私たちを信頼し、好きになってもらうこと、本書で語られた福島大学生の日常を追体験することを通じて、台湾により多くの友人たちが持てるようになることを期待しています。

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