古文書学実習:地域の歴史を記録し、継承する

2021年09月24日 [カテゴリー:紹介]

古文書学実習:地域の歴史を記録し、継承する

行政政策学類の実習の一つに、古文書学実習があります。阿部浩一と徳竹剛の日本史教員2名が担当しています。東日本大震災を機に、行政政策学類に事務局を置く「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」や、協定を結んでいる富岡町などと連携し、被災した家屋から救出された古文書(こもんじょ)などの歴史資料の記録・整理に取り組んでいます。

毎年夏には授業外の活動として、2日間にわたる夏季集中作業を行っています。いつもなら県内外から卒業生や市民ボランティアなどの多くの参加者が集まるのですが、COVID-19の影響で昨年度は休止し、今夏は学内限定(+県内在住の卒業生)で実施しました。

いつもの古文書撮影に加え、書画類の撮影や、襖の下張り文書の剝がしなどにも取り組みました。経験者である4年生や卒業生が、初めての3年生を丁寧に指導してくれていたのが印象的でした。

この実習は歴史学ゼミ生や博物館学芸員資格取得希望者が履修しますが、希望があれば見学や体験もできますので、まずは担当教員に問い合わせてみてください。

なお、参加を希望される学外の市民ボランティアの皆様には、COVID-19の感染状況がおちつくまで、今しばらくお待ちください。

①4年生や卒業生も参加しての古文書撮影.JPG

4年生や卒業生も参加しての古文書撮影

②4年生が掛軸の掛け方を指導.JPG

4年生が掛軸の掛け方を指導

③4年生の指導で書画の撮影.JPG

4年生の指導で書画の撮影

④フックに掛けられないものは廊下で撮影.JPG

フックに掛けられないものは廊下で撮影

⑤襖の下張り文書のはがし (1).JPG

襖の下張り文書のはがし (1)

⑤襖の下張り文書のはがし (2).JPG

襖の下張り文書のはがし (2)

⑤襖の下張り文書のはがし (3).JPG

襖の下張り文書のはがし (3)

⑤襖の下張り文書のはがし (4).JPG

襖の下張り文書のはがし (4)

⑤襖の下張り文書のはがし (5).JPG

襖の下張り文書のはがし (5)

トピックス

このページの先頭へ戻る