学術講演会「伊達家の『塵芥集』に読む戦国社会」(村井章介氏)が行われました

2019年01月25日 [カテゴリー:学術講演会]

 2019年1月25日(金)1時限(8時40分〜10時10分)、L2教室にて学術講演会「伊達家の『塵芥集』に読む戦国社会」が行われました。講師の村井章介先生は東京大学名誉教授・立正大学教授であり、日本中世史の分野など多くの業績をお持ちです。
 今回の講演では「塵芥集」を取り上げ、その解釈の面白さ、戦国時代の社会を知る手がかりを提示していただきました。



 学術講演会は行政政策学類・行政社会学会が主催、学類の専攻・講座が企画し、毎年度3〜4件の講演会を開催するものです。今回の企画は社会と文化専攻地域文化講座によるもので、阿部浩一教員が担当する「文化史」の1コマとして行われました。フロアには約120名が集まりました。
 講演では「塵芥集」の解釈はまだ進行中であるという提起から始まり、仮名書きにどのような漢字を充てて解釈していくのか、その試行錯誤の面白さなどをお話しいただきました。配布していただいた資料によると「『塵芥集』のテキスト化」「奥羽の戦国社会」「在家と在所」という講演の構成で、フロアを戦国時代の社会へと引き込んでくださりました。



 行政政策学類では学術講演会も通じて、学生の学び、研究や実践を豊かなものにしています。ご出講いただいた村井先生には、貴重なご講演をいただき、本当にありがとうございました。

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