田植えができなければ行政政策学類生じゃない!―塩谷ゼミ活動報告

2017年10月08日 [カテゴリー:ゼミ]

5月21日(日)は二十四節気の一つ「小満」。陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから「小満」と言われるそうですが、福島市は全国第二位の34.2℃まで気温が上がりました。こんな良すぎる陽気の中、大学正面入口の脇にある元遊休農地で恒例の田植えを行いました。

これは、大学の地元の地域づくり団体「金谷川活性化委員会21」の皆さんと、行政政策学類の学生が協働で行っている「Uプロジェクト(大学隣接遊休農地復活再生事業)」の一環で、東日本大震災の年から数えて7回目になります。

今年の学生参加者は、塩谷教養演習の1年生21名。「地元学」をテーマに活動しており、田植えはその実践編です。田植え班とイモ煮班に分かれ、田植え班の13人が田んぼの中へ。横一列になって後ずさりしながら苗を植えていきますが、ドロに足をとられて転んでしまう学生も。それでも、地元の方の指導を受けながら1時間ほどで田植えは終わりました。その後は、グループごとに、トマト、ピーマン、キュウリ、オクラ、サツマイモ、トウモロコシの植え付けも行いました。今から収穫祭が楽しみです。

 

だいぶお腹もすいたところで、待望の昼食タイム。一緒にUプロジェクトに取り組んでいる大黒先生が、おこわとピザを準備してくれました。ピザは生地から作った本格的なもの。レンガ造りのピザ窯で、思い思いにトッピングしたオリジナルピザを焼き上げていきます。大鍋で作った福島風イモ煮も美味しくできました。

農作業に食事にと汗だくになりながらの半日でしたが、地元の皆さんとの交流の第一歩になりました。これから塩谷ゼミでは、ルーラルジョイントコンサート(6月24日)、松陵中学校「異世代サミット」(6月25日)のお手伝いもしながら、地元学を深めていく予定です。

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