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第1回フォーラム アウェイとホーム-福島と東北・日本を結ぶ試み
2012年11月02日 [カテゴリー:お知らせ]
行政政策学類では、来る11月7日(水)午後1時半から、
ふくしまキッチンガーデンビル2階オルタナティブスペース整備計画 第1回フォーラム
アウェイとホーム-福島と東北・日本を結ぶ試み
を開催することとなりました。
本学類では数年前から、福島市の中心市街地に学生や教員が、そのゼミ活動や地域活動の拠点とできるような場所を探してきましたが、今年10月から、福島駅東口のJAキッチンガーデンビル(旧・博向堂ビル)の2階のワンフロアを、学生や市民が描く「夢」を実現できる場所にするべく、整備を進めることにしました。
かつての博向堂書店の在庫倉庫として利用されていたかなりの広さのあるオープンスペースです。
しかし、「学生や市民が自由に使えるスペース」というだけでは、おそらく有効な活用はできないでしょう。
このスペースをうまく活用して、いろいろと面白いことを仕掛けていかなければなりません。
また、震災後の福島だからこその活用、仕掛け、コンテンツも考えなければならないと思います。
そのためには、本学類の学生ばかりではなく、他学類、他大学の学生のみなさん、さらには、県内外の市民のみなさんとの協働を広く呼び掛けなければなりません。
今回のフォーラムは、キッチンガーデンビル2階というスペースの有効な使い方を考えるための第一歩です。
また、このスペースを使って、商店街の活性化、文化を通じた復興支援、福島からの情報発信、学生同士の交流、被災者が集う機会の創出、新規事業の立ち上げ、工房やギャラリーとしての活用、福島とかかわりを持ちたいと考える人々の結節点の創出、などなど、今の福島で必要とされている活動をじっくり考えるための機会にもなります。
これまで、「芸術家や技術屋さん、学生が集まって、作品を生み出すアトリエとして使いたい」、「ギャラリーとして利用したい」、「被災者や高校生が気軽に立ち寄れる場所にしたい」、といったアイデアが少しずつ出てきています。みなさんや学生さんのアイデアをぜひどんどん出していただき、それを取り入れながら、魅力的なスペースにしていきたいと思ってます。
パネリストとして、各地で空き家の活用や建物再生企画、またシェアオフィスの実践をされてきた方々をお招きしています。
近年、中心市街地の空きビルや空き家を活用して、商店街の活性化や若者が集う街づくりなどを目指すプロジェクトが注目も浴びています。こうした取り組みに学び、自分たちのオリジナルな展開を目指して行きたいと思います。
当日のフォーラムのあとには、参加者のみなさんを集めて、今後スペースの活用を実践してくれるグループを作りたいとも思っています。何か面白いことやってみたい!と思っている方は、ぜひご参加ください!
なお、キッチンガーデンビル1階では、近く、「かーちゃんの力プロジェクト」として、街中農産物直売所+カフェをオープンします。1階のカフェや直売所と連携した取り組みも可能になります。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています!
チラシはこちら(pdf)