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「福島大学あぶくま学生支援基金」設立
2012年10月29日 [カテゴリー:お知らせ]
福島大学あぶくま学生支援基金 設立のお知らせ
福島大学あぶくま学生支援基金 特別大使就任へのお願い
2012年10月17日
福島大学行政政策学類
このたび、福島大学行政政策学類では、「福島大学あぶくま学生支援基金」を設立しました。本基金は、前身の行政社会学部及び行政政策学類の卒業生からなる同窓会「阿武隈会」からの出資金1,000万円をもとに、東日本大震災後の福島大学生による諸活動、たとえば、ボランティア活動をはじめとした各種社会活動や、自主的な学びを財政的に支援することを目的としています。
東日本大震災とそれに引き続いて起こった東京電力福島第一原発事故は、福島大学生が学び、生きる前提を大きく変えることとなりました。けっして低くはない放射線に曝される生活環境の中で暮らし学び続けるべきかどうかを自らに問いながら、福島大学生はボランティアをはじめとした様々な活動を続けてきました。学生による活動の多様さ、ユニークさ、反響の大きさ、そしてその意義には目をみはるものがあります。
こうした活動を継続するうえでネックとなってきたのが資金の問題です。活動がユニークであればあるほど、また緊急を要するものであればあるほど、学生たちはその活動費用を自ら工面しなければなりません。また、大学などの公的な資金では、「食材費」や「交通費」といった費目に支出できないという制限もあり、資金調達が学生たちの活動の大きな制約となっています。本基金は、こうした制約を少しでも緩和し、学生がその学びや活動を可能なかぎり自由に企画し、また迅速に実行できるように、
① 支出可能な費用項目をできるだけ広く認める
② 行政政策学類生だけではなく、他学類や他大学の学生と協同で実施するプロジェクトも対象とする
③ 年1回の長期型助成のほかに、年4回(3か月に1度)の短期型助成を設ける
④1プロジェクト最大50万円(年間)、20万円(3か月)を申請可能にする
といった方針で弾力的に運営することとしています。
学生の活動成果については、年度ごとの報告書としてまとめるだけではなく、その都度学類HPやブログを通じて、ひろく紹介していきます。
私たちは、被災地にある福島大学で、今ここでしかできないこと、今ここでやるべきこと、今ここでしか学べないことに、自由な発想と抜群の行動力で取り組んでいる学生の活動を力強く支援することが、私たちの「今やるべきこと」だと考えています。そこで、基金の設立と合わせ、この趣旨に賛同していただける学内外の皆様からの寄附金を募集することといたしました。
ご寄附をいただいた方には、「福島大学あぶくま学生支援基金 特別大使」にご就任いただき、その証として行政政策学類のロゴ(2010年度学生製作)入りの名刺を贈呈させていただきます。特別大使の皆様には、あぶくま学生支援基金の趣旨とその意義を広く広報していただければ幸いです。
私たちの希望であり、また将来を担う若い世代の福島大学生の学びや活動を通じて、福島と日本の復興を支援するという「福島大学あぶくま学生支援基金」に、ご理解と力強いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 「福島大学あぶくま学生支援基金設立趣意書」をご覧ください。(pdf)
- 「福島大学あぶくま学生支援基金規約」をご覧ください。(pdf)
- 「福島大学あぶくま学生支援基金運営細則」をご覧ください。(pdf)
「助成プロジェクト募集!」
福島大学あぶくま学生支援基金
第1回(2012年度第4期)プロジェクト助成金公募のお知らせ
東日本大震災とそれに引き続いて起こった東京電力福島第一原発事故は、みなさんが学び、生きる前提を大きく変えることとなりました。けっして低くはない放射線に曝される生活環境の中で暮らし学び続けるべきかどうかを自らに問いながら、多くの学生さんがボランティアをはじめとした様々な活動を続けています。みなさんの活動の多様さ、ユニークさ、反響の大きさ、そしてその意義には目をみはるものがあります。
このたび福島大学では、「あぶくま学生支援基金」を設立しました(資料①設立趣意書)。この基金は、前身の行政社会学部及び行政政策学類の卒業生からなる同窓会「阿武隈会」からの出資金1,000万円をもとに、東日本大震災後の福島大学生による諸活動、たとえば、ボランティア活動をはじめとした各種社会活動や、自主的な学びを財政的に支援することを目的としています。
これまで、みなさんが活動を継続するうえでネックとなってきたのが資金の問題ではないでしょうか。大学などの公的な資金では、「食材費」や「交通費」といった費目に支出できないという制限もあり、困った経験も多かったかもしれません。本基金は、みなさんの活動に伴うこうした制約を少しでも緩和し、みなさんが、その学びや活動を可能なかぎり自由に企画し、迅速に実行できる仕組みを整えています(資料②支援基金運営細則)。ぜひ、この基金を使って、みなさんの大学生活、ひいてはその人生に大きな影響を残すような活動を積極的に企画し、実現してください。
助成金の申請にあたっては、設立趣意書や運営細則、さらには、「助成金の申請にあたっての注意事項」(資料③)、「プロジェクト実施報告書の提出にあたっての注意事項」(資料④)等をよく読んで、その趣旨を理解したうえで、期限内に基金運営事務局まで申請してください。
なお、今回の募集に限り、いわゆる「後から申請」を認めます。これは、今年4月から現在までに実施したみなさんの活動のうち、本基金の趣旨にそうと認められるものを助成の対象とするというものです。該当する活動実績がある方は、すでに終わってしまった活動であっても、必要書類をそろえて申請することができます。
それでは、多くのみなさんからの申請をお待ちしています。
2012年10月21日
基金運営委員会委員長
辻 みどり
記
以下の通り、福島大学あぶくま学生支援基金第1回(2012年度第4期)プロジェクト助成金申請プロジェクトを公募する。
○募集期間
2012年10月24日(水)~11月5日(月)午後5時まで
*なお、2012年度第4期のプロジェクトの実施期間は、12月1日から3月31日までの間で設定してください。
○申請書提出方法
以下の「基金事務局」まで、必要書類一式をメールに添付して提出すること。
○審査結果の発表
2012年11月30日(金)の予定
○問い合わせ先
福島大学あぶくま学生支援基金 基金運営事務局
960-1296
福島県福島市金谷川1
福島大学行政政策学類内
電話/ファックス(2012年度):024-548-8026
メール:abukuma-kikin@ads.fukushima-u.ac.jp
*「後から申請」の提出書類について 後から申請を行う場合は、助成金申請書(プロジェクト活動計画書)と「プロジェクト実施報告書」を同時に提出してください。プロジェクト実施報告書に添付すべき書類(領収書、活動報告書、作成したパンフレット、活動についての新聞記事等)のうち、メールへの添付で提出可能なもの(活動報告書、等)についてはメールで、オリジナルなものであるべき領収書や、活動についての新聞記事等コピーでしか対応できないものについては、学類棟2階のレポート提出ボックスの指定の場所に、プロジェクト名が記載された封筒に入れて投函してください。
以上
- 「福島大学あぶくま学生支援基金申請書・活動報告書」はダウンロードしてお使いください。(docx)
「福島大学あぶくま学生支援基金 特別大使就任へのお願い」(ご寄付について)
福島大学あぶくま学生支援基金 寄附金募集趣意書
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、福島は未曾有の大地震と大津波に襲われただけではなく、東京電力福島第一原子力発電所事故の深刻な影響により、震災から1年半を経過してもなお、復旧・復興の見通しが経っていません。
こうした困難な状況においても、福島大学の学生たちは、震災を契機として、それぞれの学生生活や生き方そのものを改めて問い直し、ボランティア活動から、国内外の大学生との交流、学習会の開催、独自の復興プロジェクトの立ち上げなど、学生主体の自主的活動を積極的に展開してきました。
このたび行政政策学類では、震災後に生まれた学生の自主的な活動やその学びを支援するために、学類同窓会「阿武隈会」からの拠出金を原資とした「福島大学あぶくま学生支援基金」を創設することとしました。
被災地における拠点大学としての福島大学で、今ここでしかできないこと、今ここでやるべきこと、今ここでしか学べないことに、自由な発想と抜群の行動力で取り組んでいる学生の活動を力強く支援することが、今、私たちの「今やるべきこと」ではないでしょうか。
福島大学あぶくま学生支援基金では、広く学内外の皆様から、以下の事業にご支援をいただくための体制を整え、寄附金の募集を行うことといたしました。同窓生の皆さま、後援会の皆さま、さらには、福島大学生による学びと地域活動を通じて、福島の復興を応援したいとお考えの皆さまにおかれましては、基金創設の趣旨にご賛同をいただき、「福島大学あぶくま学生支援基金」への力強いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2012年9月11日
福島大学あぶくま学生支援基金運営委員長
福島大学行政政策学類長
辻 みどり
- 「福島大学あぶくま学生支援基金特別大使へのご就任、ならびにご寄付にあたって」をご覧ください。(pdf)
- 「震災後の福島大学生の学び・活動」をご覧ください。(pdf)
- 「特別大使名刺見本」(pdf)はこちら。
- 「寄付連絡書」はダウンロードしてお使いください。(docx)