社会と文化専攻の「専門演習」について

社会と文化専攻とは

社会と文化専攻とは

新しい地域社会の担い手には、地域社会を総合的にとらえるとともに、地域社会の国際化に対応した多文化(異文化)の理解と受容、男性と女性の共生など多様な地域社会要素の共生という視点が求められます。

社会と文化専攻では、21世紀の地域社会が直面している問題を社会学や文化論の立場から分析、社会科学的な歴史認識や欧米諸国・アジア諸国を視野に入れたグローバルな社会認識からの考察も加えながら、問題解決の道を探っていきます。

専門演習 社会と文化

田村ゼミ

田村ゼミ

私たち田村ゼミは、様々な文化について比較、論証するゼミです。新書や映画、物語など様々な題材から不変的な文化を探し出しています。

普段はゼミ内で個人で発表し討論することが多いですが、今年度はゼミの中で班を決め、それぞれが選んだ映画を元に作品研究を行いました。ディズニー、ミステリー、神話、ジブリ、白雪姫と5つの班に分かれ、作品が作られた時代背景、登場人物の考察、タイトルに込められた意味、監督の思いなど様々な角度で研究していきました。

これら5つのテーマはすべて共通するものがないように見えますが、作品を細かく分析していくとジェンダーの問題や私たち人類が不変的に抱えてきた問題が浮き彫りになってくるのです。

中でも白雪姫は19世紀半ばから現在まで読まれている物語であるため、読まれる時代の背景が色濃く反映されている作品であるといえます。ディズニー映画の白雪姫、絵本の白雪姫、実写映画の白雪姫、それぞれにおいて、主人公である白雪姫、恋仲になる王子様、悪役の女王様の持つ性格が異なり、結末も異なったものになっています。特に女王様はどの物語でも残忍な性格として描かれることが多くそれはどの物語にも共通していますが、女王様が白雪姫の実母か継母かというのが物語によって変化しており、白雪姫に対する感情の持ち方の違いが表れています。

田村ゼミ

そういった作品研究のなかで欠かせないのが「女性」という存在です。私たちのゼミが女性が多いためか、やはりその点に注目することが多く、物語の中で描かれる女性たちに関して考察していくことがあります。「女性」のあり方というのは近代に入ってからも大きく変化しており、文化の面においても様々な影響を与えています。それらは私たちの普段の生活から感じ取れることも多く、ふと感じた違和感をゼミで討論することもあり、決してそれらの違和感は自分一人が感じているものではなく、他の人も感じている不変的なものなのだと気づくことが多々あります。

そういった日常の小さな疑問を真剣に討論し、深めあえるのが私たち田村ゼミの良い点だと思っています。

社会と文化専攻「専門演習」テーマ例

社会と文化専攻「専門演習」テーマ例
  • 多文化主義の過去・現在・未来-オーストラリアと日本、そして、世界―
  • 日米比較研究--アメリカを学んで日本を知る
  • 社会教育と生涯学習をめぐる諸問題
  • 社会階層と計量分析
  • 自治体史をテキストにした歴史叙述の理解と歴史資料の読解
  • 現代社会とスポーツ
  • 『吾妻鏡』を輪読する
  • 社会学的な思考方法とその応用
  • 現代社会とメディア史への展望を目指して
  • フィクションと社会--映画と社会との影響関係の考察
  • 子どもが育つ地域づくりー教育・福祉・文化からの接近

卒論のテーマ例

  • 駄菓子屋に見る子どもの居場所についての一考察
  • 日本人とストリートダンス
  • 会津本郷焼宗像窯の歩み
  • 日本におけるアイルランド音楽文化の受容

学類案内

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