ちょっとものしり!日本心理学史

クイズ編回答=敬称略(ページ数は「通史 日本の心理学」の関連ページ)

A 日本で最初に心理学実験の授業をした人は

   元良(もとら)勇次郎(1881;明治21年)(p81)

B 日本で最初に「心理学講座」ができた大学は

   京都帝国大学(1906;明治39年)(p47)

C 日本人女性として初めて博士号をとった人とその指導教官は?

   新井(後に原口)鶴子(1912;明治45年)がソーンダイクの指導で(p103)

D 日本人として最初に国際心理学会議で発表した人は

   谷本富などが第4回大会(パリ)に出席(1900;明治33年)(p254)

E 日本で最初に精神分析を紹介した雑誌と紹介者は?

   準学術誌「心理研究」にて大槻快尊が「もの忘れの心理」を発表(1902;明治35年)(p199)

F 「心理学研究」掲載論文で初めてアステリスクを使用した人は?

   佐治守夫が「要求水準と現実度」にて使用(1951;昭和26年)(p456)

ということなので、古い順に並べると

A-D-E-B-C-F

ということになります。おつかれさまでした。


佐藤達哉研究室 福島大学行政社会学部 福島大学