専門演習(3・4年)長谷川ゼミが、東北ジョイントゼミで「最優秀賞」と「教員特別賞」をダブル受賞しました!

2023年01月13日 [カテゴリー:ゼミ]

20221112日、福島大学 行政政策学類 地域政策と法コースの長谷川ゼミは、東北ジョイントゼミにて最優秀賞(学生による投票)と教員特別賞(教員による投票)の二冠を達成しました!

この東北ジョイントゼミとは、東北圏内の大学で労働法を専攻しているゼミ(今年度は東北学院大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、福島大学の5校)それぞれが独自に労働問題に関するテーマを設定し、その解決策を提起するというものです。

今年度の長谷川ゼミには3年生が7名、4年生が4名所属しており、そこから報告班6名とサポート班5名に分かれ、夏休み明けから本番当日に向けて本格的に準備を進めました。

ゼミでの話し合いを通して、私達が設定したテーマは「転勤」です。労働者の多くが意識する転勤の現状を調べたうえで問題点を列挙し、転勤に関する判例法理となっている東亜ペイント事件を再検討するという方針で発表をしました。

発表の肝である解決策に関してはゼミの中で意見が割れ、各自が図書館で様々な文献を読み漁り、ゼミの時間外でも頻繁に集まって議論を深めました。自分にはない考えや着眼点を知ることができたという点でこの時間は非常に有意義でした。

本番1週間前は毎日のように皆で集まり、何度もリハーサルと修正を繰り返して、資料の最終版が完成したのは本番前日の21時でした。

当日の発表順は代表同士のジャンケンで決まることとなっており、1番に勝った私達は、トップバッターを選択しました。また、発表の後は15分間の質疑応答が設けられたのですが、我々は事前に質問内容を想定しておき、当日は全員で協力し合うことで何とか全ての質問に回答することができました。2つの部門で優勝することができたのは、事前に作戦を練って準備を徹底していたおかげだなと痛感しました。

表彰式の後は各大学の先生方からの講評の時間が設けられました。そこで受けた指摘はどれも的確で、優勝したものの自分達の発表はまだ詰めが甘く、改善・検討の余地があることを知りました。

そして講評の後は1時間程交流会が開かれ、各大学の発表に対してコメントしたり自分達がどのように準備したのかなど、親睦を深めました。どこの大学も報告が個性的で、発表の手法や資料の構成は非常に参考になりました。また、どのテーマもユニークでおもしろいだけでなく、聞いていてとても勉強になりました。

来年度も両部門での優勝を目指して頑張りたいと思います!

長谷川ゼミ3年 増尾

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