いわき市津波被災地区のこれからの地域づくりについて行政学ゼミの学生たちが提案

2015年12月09日 [カテゴリー:ゼミ]

いわき市津波被災地区のこれからの地域づくりについて福島大学行政政策学類行政学ゼミの学生たちが地元のみなさんの前で提案を行いました。

 2015年12月5日(土)、行政学ゼミの学生たちが、津波被災を受けたいわき市豊間地区のみなさんの前で今後の地域づくりについて提案を行いました。
 当日は、震災後、豊間地区が交流活動を続けてきた尾山台団地(埼玉県上尾市のUR住宅)のみなさんが豊間団地集会所を訪れました。交流会には約70名が集まり、尾山台団地のみなさんが1年間かけて育てたどんぐりの苗木の受け渡し(将来的に防災緑地に植樹)や、お互いの地域のさまざまな取り組みや課題を話し合うワークショップが行われました。
 行政学ゼミでは、今年7月と9月に実施した災害公営住宅豊間団地にお住まいの方への聞き取り調査や、9月末に実施した尾山台団地のコミュニティ活動聞き取り調査の結果を報告し、阪神・淡路大震災後に供給された復興住宅で発生した問題を例にあげ、地域の力でこれらの問題の発生を予防していくための取り組みを提案しました。具体的には、手づくり地元学や笑顔になれる福祉のまちづくりなど、外部のボランティアの支援が徐々に減少するなか、地元自ら手軽に始められる具体的な方法を提案しました。

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