地域づくりと伝統的食文化「曙酒造蔵見学」

2011年03月02日 [カテゴリー:学際科目]

  • 行政政策学類では、2010年度から「地域づくりと伝統的食文化-日本酒の世界-」(3年生以上が履修可能)が「学際科目」の1つとして開講されています。
  • この授業は、日本酒醸造のメカニズム、日本酒と農業の関係、日本酒と流通、日本酒と裁判、メディア社会と日本酒、日本酒と環境問題、日本酒と地域づくりなどのテーマで、「文化としての日本酒」を総合的・多角的に学ぶことができるものになっています。
  • また、このような授業が福島大学で開講されることで、全国的にみても高い酒造技術をもつ酒蔵が多い福島県の地域文化に若い学生たちが触れる素晴らしい機会ともなっています。
  • この授業の一環として、会津坂下町の曙酒造において蔵見学を行いました。
  • 曙酒造は、行政政策学類(行政社会学部)の創立20周年記念酒「結」(五ノ井酒店が販売)を醸造して頂いた、行政政策学類と非常に関係の深い酒蔵です。

今年の会津はかなり雪が多かったようですが、この日は天候にも恵まれ、無事に会津坂下町に到着しました。

蔵座敷に移動しているところです。

雪で足をすべらせながら、何とか蔵座敷に到着。この日のために、入口付近を除雪してくださったそうです(感謝)。

蔵元の鈴木孝教さんから説明を受けているところです。

蔵見学開始です。酒米に関する説明を受けているところです。

酒を仕込むために精米された酒米を見せていただいているところです。

講義で聞いているので、頭では分かっている気になっていることでも、やはり現物を見ると認識が深まりますし、いろいろなことを感じるものです。

洗米について説明を受けているところです。

いよいよ蔵の奥のほうへ。タンクの説明を受けているところです。

タンクの中でもろみが発酵している様子を見せていただいているところです。発酵の音と吟醸香を楽しむことができました。

日本酒の搾りについて説明を受けているところです。曙酒造は、「ヤブタ」ではなく、「槽」(ふね)で搾っています。

蔵座敷では、平成19酒造年度に、行政政策学類の創立20周年記念酒として誕生した純米大吟醸酒「結」(会津坂下町産の酒米「亀の尾」を使用)を試飲させて頂きました。

非常に贅沢な話だと思われますが、「熟成したお酒の落ち着いたまろやかさ」を実体験することができました(感謝)。

曙酒造の蔵見学を終了した後は、すぐ近くにある「五ノ井酒店」の五ノ井智彦さんからいろいろとお話を伺いました。

曙酒造と五ノ井酒店の皆さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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