2011年02月02日 [カテゴリー：学生企画科目]

• 「学生企画科目」は、学生自らが課題を設定するとともに、主体的に学習・実践活動を行って単位を取得できるもので、学生の自主性・主体性を大切にする行政政策学類らしいユニークな科目です。
• 履修する学生には、報告書作成や講演会などの形で他の学生に対して学びの成果を還元することや、合同報告会での報告などが義務付けられています。
• また、それぞれの企画に対しては、アドバイスや成績評価を行う「担当教員」がつくことになっています。
• 2010年度は、6つのテーマの「学生企画科目」の開講が認められましたが、奥会津の三島町早戸地区の地域再生について学習しているグループが、昨年11月26日に早戸地区の住民の皆さんの前で、これまでの調査結果の報告と「神々の道」維持のための提案を行いました。
• 早戸地区は、高齢化率60％をこえる限界集落ですが、地区の方々が昔から守り続けてきた数多くの石仏や祠を結んだ「神々の道」、「早戸温泉つるの湯」などの地域資源を生かした地域再生に積極的に取り組んでいます。
• 今回の調査結果と提案は、2011年度に開講される地域と行政専攻入門科目Ａ（2年生ゼミ、佐々木・大黒担当）に引き継がれます。新2年生22名が、早戸地区の地域コミュニティ再生と「神々の道」維持のための取り組みに参加する予定です。