地域づくりと伝統的食文化ー日本酒の世界ーの様子

2010年11月28日 [カテゴリー:学際科目]

  • 行政政策学類は、一つの学問分野だけではなく、多様な学問分野を学習し、一つの対象や問題に対して様々な角度からアプローチすることで、対象や問題の複雑な構造をとらえることができる人材育成を目指している学類です(既存の学問分野の枠にとどまらない、多様な視点をもった人材を育成しようとしている学類です)。
  • 「学際科目」は、このような学類の目標を実現するための一つの取り組みとして、様々な学問分野の教員が同じテーマで講義し、学術横断の面白さを知ってもらうために、2010年度から開講されることになった行政政策学類らしいユニークな科目です
  • 2010年度は、2つの学際科目が開講されていますが、そのうちの「地域づくりと伝統的食文化-日本酒の世界-」についてご紹介します。
  • この授業は、日本酒醸造のメカニズム、日本酒と農業の関係、日本酒と流通、日本酒と裁判、メディア社会と日本酒、日本酒と環境問題、日本酒と地域づくりなどのテーマで、「文化としての日本酒」を総合的・多角的に学ぶことができるものになっています。
  • また、このような授業が福島大学で開講されることで、全国的にみても高い酒造技術をもつ酒蔵が多い福島県の地域文化に若い学生たちが触れる素晴らしい機会ともなっています。
  • 授業は、行政政策学類の5人の教員がそれぞれの専門に基づいて日本酒論を展開するだけではなく、日本酒に関わりの深い方々を非常勤講師としてお招きして開講されています。また、講義を聴くだけではなく、蔵見学や実習も行われます。
  • 以下の写真は、非常勤講師としてお招きした岩手県花巻市石鳥谷町の川村酒造の蔵元・川村直孝さんが講義を行っている様子です。


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