在学生の声 スタートアップセミナー

今西ゼミ

私たち今西ゼミは、スタートアップセミナーのねらいである「学びの『作法』」を習得しながら、「『まちづくり』の群像2022―縮減社会を生きるための地域資源―」というテーマについて考えるといったゼミです。このテーマについて考えるために前期は『地域学入門』(山下祐介)という本について要約や話し合いを行い、大学の学びに必要なスキルを伸ばしながら、テーマにもなっている地域に関する基礎知識を身につけている最中です。今年度はフィールドワークを予定しているので実現すれば、さらに学びが深まると考えています。

担当してくださるのは都市計画、「まちづくり」について研究をなさっている今西一男先生です。学生一人一人の意見に耳を傾け、多様な観点からアドバイスをくれる先生だと感じています。ゼミ生は地方公務員や地域活性化を目指す意欲的な人が多く、それぞれ一生懸命に学修に取り組んでいます。協力し合いながら取り組んでいこうと思います。

岩崎ゼミ

岩崎ゼミでは、「現場から学ぶ地域再生・まちづくり」をテーマにテキストの輪読やフィールドワークを行っています。私が岩崎ゼミを選択した理由は2つありました。まずは、中山間地域のまちづくりに興味があったからです。私の出身地は漁村の過疎地域であることから、福島の中山間地域のまちづくりを詳しく知り、地元と比べてみたいと思いました。次に、フィールドワークがあるという点です。フィールドワークに参加することで、実際の中山間地域の状況や雰囲気を体感し、学んでいきたいと思ったからです。

岩崎ゼミ生になって、2か月ほど授業を受けてきました。授業の中では、二本松市東和地域を取り上げてまちづくりの歩みについて学んでいます。先日、田植えのフィールドワークに参加した際には、住民の方々と楽しく交流することができ、すごく活気のある地域だと感じました。今後も座学とともにフィールドワークにも参加して、現場からまちづくりを学んでいきたいと思います。

金井ゼミ

金井ゼミでは、「せっかく大学生になったのだから、本をじっくり読んで考え議論する」ことをテーマとして、新書を読んで議論しています。いまは、暉峻淑子『対話する社会へ』(岩波新書)を輪読しており、次は、吉見俊哉『大学とは何か』(岩波新書)の予定です。

まだまだコロナには気をつけなければなりませんが、1年ゼミも通常の対面授業に戻りました。金井ゼミ生は17名(男子12名・女子5名)です。2か月が過ぎ、和気あいあいと仲良くやっています。ゼミで発言するのは緊張しますが、最初のうちは、報告者とその他のゼミ生の間を先生が仲介して、1人1人に話を振って、発言しやすい状況を作ってくださっています。ゼミ生はそれぞれいろいろな意見や観方をもっていて、それを知るだけでも視野が広がり勉強になります。改めて「対話」の重要性を学んでいます。

これからは、テクストをthoughtfulに読解して、他人の意見もしっかり聞きながら、自主的に活発な発言や議論ができるようになっていきたいと思います。

佐々木ゼミ

私たち佐々木ゼミは、基本的なアカデミックスキルを学ぶことに加え、「若者世代論を読むZ世代とZ世代 論を批判的に読む」というテーマで、本を読んだり、自らの意見を述べたり(レポートを書いたり)、グループで議論して報告するなどして、ゆとり世代やつくし世代とは違うZ世代の特徴について仮説を立てることを目標として1年生13人で活動しています。  

ゼミの指導教員は、情報社会について研究している佐々木先生で、生年月日はひみつ、趣味は醸造酒を飲むことだそうです。  

毎回の授業では、藤本耕平(2015)『つくし世代「新しい若者」の価値観を読む』を輪読しながら、グループで議論し、Z世代に関する仮説を立てています。自分たち自身を客観的に見て論じることは中々難しく、初めは戸惑いもありましたが、今では和気あいあいと積極的に議論できていてとても楽しいです♪♪ゼミ活動を通し、広く客観的に考え、学びを深めていけるよう頑張りたいと思います!!

新藤ゼミ

私たちのゼミではジェンダー、環境問題、地域社会、科学といった様々な分野の論文を読んで事前にレジュメを作成し、授業ではそれをもとに発表したり、意見交換をしています。最初はみんな緊張していましたが、最近は新藤先生の雑談に笑ったりしながら和やかにしかし真剣に学んでいます。  

また、6月には新藤ゼミのみんなで古本を持ち寄っていわき一箱古本市に出店する予定です。これが理由でこのゼミに入った学生も多く、今からみんな楽しみにしています。  

論文の中には、なかなか答えがはっきり出ないものも多く、自分の意見を聞かれたとき難しいと感じることもありますが、なにかしら自分の意見を持って言葉にできるようにしたいです。また、「現代社会の教養超講座」というテーマを掲げているこのゼミでジャンルにとらわれず幅広い教養を身につけられるよう努力していきます。

鈴木めぐみゼミ

私たち鈴木めぐみゼミ(通称すずめゼミ)は、国際法を担当されている鈴木めぐみ先生と14名の学生で構成され、スタートアップセミナーの狙いとするアカデミックスキルを細谷雄一『国際秩序―18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中央公論新社、2012年)という本を用いて習得していくといったゼミです。  

授業は4つの班(ひと班3、4人)に分かれ、それぞれ担当したところを自分たちでレジュメを作成・発表し、全ての班でその内容について議論してゼミ全体で理解を深めていくといったスタイルで活動しています。はじめての大学での学びということで、不安がありましたが、困ったときには先生にやさしくサポートしていただけたり、ゼミの仲間がとてもおもしろく頼もしい人ばかりなので楽しく活動することができています。  

これからすずめゼミを通して、お互いに協力し助け合いながら楽しくアカデミックスキルを習得できればいいなと思います。

大黒ゼミ

こんにちは。大黒ゼミ1年の宮川蒼平です。私から、大黒ゼミの魅力についてご紹介したいと思います。  

私たちのゼミでは、1年間を通して 「持続可能な地域づくり」について学習します。取り掛かるには少し億劫な話題だと思われる方もいるかもしれませんが、少子高齢化や過疎地域の増加など、今後私たちの世代が抱えるであろう問題を、「持続可能な地域づくり」 とひとつの政策課題にすることでより体系的に学ぶことができます。  

その中でも大黒ゼミにはさらに積極的に学習に励むことのできる特徴があります。  

それはフィールドワークが充実していることです。飯舘村での実習や、仲間同士で出しあった研究課題に取り組むなど、非常にアクティブなものばかりです。これらを通して個々人が肌で感じたことから最適解を導き、自分の意見を持って議論し合うため、より一層学びに深みが出ます。  

また、フィールドワークをするにあたって、コミュニケーションを取る機会が多いため、他のゼミ生とすぐに仲良くなることが出来ます。私自身、入学して間もない頃は不安でいっぱいでしたが、大黒ゼミで仲良くなった友達を通してすぐに輪が広がりました。  

このような魅力いっぱいの大黒ゼミで学習でき、とても嬉しいです。引き続き、研究を頑張っていきたいと思います!

照沼ゼミ

ステレオタイプが私たちへどのように作用しているか、またそれがどのように問題を引き起こしているかについて学ぶのが私たち照沼ゼミです!ゼミのメンバーは賑やかな17名で、担当してくださっているのはスヌーピーが大好きな明るい照沼先生です!  

授業では、ステレオタイプに関する文献を読んできて、先生も含めてみんなで活発に議論し、新たな学びの習得を目指しています。また、このゼミを通じてこれからの大学の学修に必要な技術や作法、考え方、工夫のしかたについても学びます。  

ステレオタイプは、性別、人種、民族などの社会的カテゴリーの人間に対して、文化・社会において共有されている思想や観念、視点を当てはめる固定観念です。それは、例えば初対面の人を認識するときのような未知との遭遇の際に、それを把握するのに役立ちますが、これにより差別や偏見を生み出してしまいます。そして、そこから起こる問題を考察することがこのゼミのねらいです。これからの1年間、仲間たちとともにこのゼミ活動を一生懸命がんばります!

中里ゼミ

私たち中里ゼミは男子7人、女子10人で中里先生のもと18人で活動しています。男女のバランスもちょうどいいくらいで、話し合いもスムーズです。  

本ゼミは先生が民法担当であることも関係して、民事裁判の判例を多く用いゼミを展開しています。目的は物語に潜む法的問題を検討していくことです。現在は判例を題材にレポートの書き方を学んで、ポスターを制作したりとアカデミック・スキルズの習得に務めていますが、今後は福島県消費生活課主催の企画に参加する予定です。今はまだどんなことをするのか詳しくは分かりませんが、わくわく楽しみに待っています。この文を書いている私は映像で裁判の様子を見られるということなのでそちらの方も楽しみにしています。  

裁判という仕組みも、出された判決も複雑ですが、一年を通して学んでいけば、これからの大学生活怖いもの無しになること間違いなしです。ゼミの仲間と助け合い最後までやり抜いてみせます!

西田ゼミ

「行政する住民」研究というテーマで12人の1年生と学んでいます。「行政する住民」は、いわゆる担い手としての住民のことです。地域と行政を媒介する機能を持ち、一部の住民や行政からの期待が高い傾向があるものの、高齢化や意識の変化や旧態依然のシステム等により、担い手不足が指摘されています。私たちは前期の間、町内会の行政協力に着目し、50年前の論文から最新論文まで読んだ上で、4つの班ごとに掘り下げたいテーマを決め、ダイアログを作成し、10分番組を収録する予定で進めています。  

1年ゼミの目的は、社会科学的学びの基礎を身につけることにあるため、テーマを追いながら、まずは、目的別のレジュメの作り方、資料の探し方、グループで話し合う作法、ICTを使った発表等、基礎の練習に励んでいます。一人ひとりの視点や発表スタイルには光る個性を感じます。個性と作法の合わせ技で、大学生活が充実したものになるよう願っています。

長谷川ゼミ

こんにちは。長谷川ゼミです。私たちは男子8名、女子9名と長谷川珠子先生の計18名で活動しています。  

先日は、各々が思う社会問題について調査し発表しました。初めての発表であったにもかかわらず、皆社会に対し高い問題意識をもっていることのわかる発表会となりました。発表会最中の質問やメモを取る態度も素晴らしく、このゼミのメンバーとなら楽しく、かつ学びの多い授業ができると感じました。長谷川先生の穏やかな雰囲気にひかれてこのゼミに入ったメンバーが大半なこともあり、メンバー自身も明るく気さくな人が多いように思います。

今後は先日の発表をもとに、グループで更に社会問題について掘り下げて、その解決方法を議論していく予定です。これから、行政政策学類に入った者としての自覚をしっかり持ち、ゼミのメンバーとともに現在ある社会問題について真摯に向き合い、問題解決能力を高めていきたいです。

廣本ゼミ

廣本ゼミは教員1名と1年生17名、新入生の学生生活をサポートしてくれる2年生のシニター2名を加えた 総勢20名でゼミ運営を行っています。授業では、私たちが生きていくうえで欠かせない「食」をテーマに、映像視聴とグループ・ディスカッション、レジュメ作成・報告を兼ねた文献講読を進めています。食料の生産から消費、廃棄の過程で生じる環境問題を知ることで、まずは自分のライフスタイルや日常の選択を見直すきっかけにしてもらいたいです。今後の授業では、環境問題を「他人事」として捉えるのではなく「自分事」として考えていくために、グローバルな視点とローカルな視点の両方からアプローチする方法を学び、フィールドワークを通して地域の自立に向けた検討をおこなっていきます。

キャンパスライフ

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